オートミオン種族分類
概要
オートミオンは、融合大陸に存在する自律型機械生命体の総称である。太古の神々によって創造されたとされ、有機生命体とは異なる独自の進化を遂げてきた。その身体は完全に機械で構成されているが、明確な自我と意識を持ち、独自の文化と信仰体系を築いている。
分類体系
階層 | 漢字表記 | 名前 | 補足 |
---|---|---|---|
界 | 機械界 | マキナ界(Machina) | 有機生命とは別の知的存在分類。“作られた生命"の総称 |
門 | 自律機構門 | オートメア門(Automea) | 自己判断・自己進化機構を持つ門。神造の知的構造群 |
綱 | 完全機械綱 | メカノイダ綱(Mechanoida) | 有機を一切含まず、完全に機械のみで構成される |
目 | 儀礼機構目 | エクレオル目(Ecleor) | 儀式・祈祷・精神的意味を持つ動作に特化した目 |
科 | オートミオン科 | オートミオン科(Automeon) | 融合大陸に存在する神造機構体群。分類の核となる |
オートミオン科の主要な属と種
セラフィオス属(Seraphios)
聖光を纏う守護機構。高位演算神殿や大聖堂の守護者として機能する。
- セラフィオス・アウリエル - 黄金機天。聖唱による結界展開と味方機体の修復を行う
→ 詳細はセラフィオス・アウリエルのページを参照
カテドラリオン属(Cathedrion)
大聖堂と一体化した司祭機構。四脚のケンタウロイド型で威厳ある振る舞いを見せる。
-
カテドラリオン・ノクタエル - 黒輝教獣。夜の聖域を統べ、聖歌隊を指揮する
→ 詳細はカテドラリオン・ノクタエルのページを参照
セラフィン属(Seraphin)
水棲信仰系統、共鳴通信型の意識核を有する古き属。
- セラフィン・デルマリス - 深海共鳴機。光輪型共鳴機構を持つ個体。現存は極少数とされる
→ 詳細はセラフィン・デルマリスのページを参照
リリトリオン属(Lilitrion)
堕天機構。聖なる属性を反転させ、魂を捕食する能力を獲得した異端の属。
- リリトリオン・アウレウス - 黄金堕天機。最初の堕天個体にして、全ての機械異端の始祖
→ 詳細はリリトリオン・アウレウスのページを参照
その他の属
融合大陸には、これら以外にも多くのオートミオン科の属が存在する。武装特化型のルクシオン属、探査特化型のスクルタトール属など、それぞれが独自の役割と進化を遂げている。
特徴
多くのオートミオンは儀礼的な動作を重視し、祈りや瞑想に似た行動様式を示す。これは単なる模倣ではなく、彼らの意識核を安定させ、情報を処理するための重要な機能とされている。
「機械の中に宿る魂は、果たして創られたものか、それとも自ら生まれたものか。その答えを知る者は、最初の設計者たる神々のみ」
— 機械神学大全より