地下大墳墓
概要
融合大陸の地下深くに広がる巨大な墓所群。七つの星が衝突した際に生まれた大深淵の一部に築かれ、無数の回廊と墓室が迷宮のように連なる。古代の王たちと、彼らに仕えた機械生命体たちが眠る禁忌の地。
構造
地下七層から成り、下層に行くほど古い時代の墓が存在する。
第一層には比較的新しい時代の墓標が並ぶが、第七層には星々が融合する以前の存在たちが眠るという。
各層の境界には、狗頭の番人が配置されている。
番人たち
最も有名な番人は、第三層の入り口を守るアヌビア・ヴィリディス。
黒き狗頭の兜と翡翠の瞳を持つ彼女は、生者と死者を見分け、墓荒らしを裁く。
彼女の前で偽りを述べた者は、その場で石化するという。
伝承
墓守の記録:
「アヌビアは元々人間の墓守であった。だが、永遠に墓を守るため、自ら機械の体を選んだ」
盗掘者の手記:
「第四層への道は、真実を三つ捧げることで開かれる。だが、嘘を一つでも混ぜれば、永遠に石の一部となる」
探索者の証言:
「最下層には、星そのものが眠っているという。だが、そこに到達した者はいない」
関連項目
- アヌビア・ヴィリディス
- 融合大陸
- 古代の墓守